3月13日

13日の金曜日でしたね。

一昨日・昨日と調子が悪かったジュディですが、今日は少しマシそうでした。

 

犬はレバーが好きだと聞いて買って帰ったのですが、茹でてあげてみたら、最初はプイッとそっぽ向かれました。

お気に召さなかったようです。

その前に私が見てる前で匂い嗅いで嫌な顔して見せたりしたせい?(私はレバー大嫌い…;)

でもその後、牛肉焼いたあとのフライパンで焼いてみたら食べました。

脂がいいのか、匂いにつられたのか。

レバーは体には良いみたいなので、食べるんだったら続けてみようと思います。

他に朝残した缶詰+新しい缶詰、焼いた牛肉、卵、煮干しを食べました。

牛肉はタイムセールの形成肉だったんですが、めちゃくちゃ好きみたい。

次はもうちょっと良いの買ってくるよ…!

 

最近は足が痛そうで遊ぶ元気はないジュディですが、その分前より撫でてもらいたがります。

前はちょっと撫でて構い始めると即「それより遊ぼ!」って感じでおもちゃを持って来たんですけど、今は永遠に撫でて撫でてって言ってきます。

主に前足で要求して来たり、上目遣いにじとっと見てきたり。

ジュディのじと目は、なんとも癖になる目つき。

可愛い感じじゃないんですよ。上目遣いなんですけど、なんか恨めしげというか、ちょっと睨んでない?くらいの感じで。

逆にそれがめちゃくちゃ可愛い。

うちの子本当に可愛いです。

腫れてる足やお尻のあたりをなでると特に気持ち良さそうなので、なるべくずっと撫でてやってます。

少しは痛みが紛れるように。

本当に、なんでこんなに可愛い良い子が、こんなにひどい目に合うんだろう。

 

痛み止めもどれくらい効いてるのかわかりません。

今日父が獣医さんに聞いてきてくれたけど、これ以上はもうモルヒネとかしかないそうです。

それもどこまで効くのかわからないと。

死ぬのが避けられないとしても、痛いのだけはかわいそうで、助けて、誰か助けてって、思うんだけど、助けてくれることのできる人はどこにもいない。

なんでこんな残酷なことが起こるのか。

せめて痛みの少ない病気なら良かったのに。

神様でも、誰でもいい、生きていられる間、少しでも辛くなく苦しくなく過ごせますように。

 

 

3月11日

こんばんは。

今日も随分暖かかったですね。

天然の毛皮を着たうちの子はちょっと暑そう。

今日はあんまり元気がなかったみたいです。

 

朝はなかなか食べてくれませんでした。

前から好きだった、スギ薬局で売ってる霧島鶏のパックだけなんとか。

夜に帰って来たら、缶詰はノンストップで食べてくれたので少し安心しました。

鶏胸肉も茹でたのですが、ふと、いつも捨ててる茹で汁使えるんじゃないかな?と思って材料放り込んで煮てみました。

にんじん1/4、じゃがいも1個、卵2個、少しだけごはん。

ただただ煮込んで最後に茹でた肉をトッピング。

有り合わせの材料ですが、思ったより美味しそうになりました。

ジュディも念入りに匂いを嗅いだ後がっついて食べてくれたので良かった。

ご飯くらいはなるべく美味しく食べて欲しいです。

 

ご飯後はやっぱり苦しそうな感じ。

足が痛むのかしきりに舐めていました。

どうしたらいいんだろう。

3月9日

今日は暖かかったですね。

ジュディは朝、ご飯あんまり食べなくて、ちょっと心配でした。

でも、仕事から帰ると弟も実家に帰って来ていて、そのせいかわかりませんが、夜は随分調子が良かったです。

心なし顔つきも違うような。

こんな姿を見ると、悪い癌とかなんかの間違いじゃないかなって気がします。

あまり虚しい夢は見ないようにしたいですが。

 

夜は朝残したドライフードと缶詰を食べて、

鶏胸肉と豚もも肉の茹でたのを大喜びで食べ、グレインフリーのウェットフードもペロリ。

茹でたニンジンは食べませんでした。

その後は元気な時と同じように食卓の周りをウロウロしたり、弟の脱ぎ捨てた靴下をくわえて見せびらかしに来たり。

靴下くわえた犬ってなんであんなに可愛いんでしょうか。

ちょっと誇らしげに見せにくるのなんなんですかね?

あの顔写真に撮りたくて奮闘してるんですが、なかなかタイミングが悪くて撮れずにいます。

 

ジュディは「洗濯!」っていうと靴下を洗濯カゴに入れてくれるという芸当ができます。

近距離に限り、遠隔だとできませんが。

フラットコーテッドレトリーバーというのはすごく頭の良い犬でして、そういうの適当に教えてもちゃんと覚えてくれるんですよね。

基本のシットやダウン、カム、ステイも、教えるのに苦労しませんでした。

ステイなんて本当に辛抱づよく待ちます。

今日初めて気づいたんですけど、おやつを目線の高さに見せてステイさせると、じわじわ〜っと目線と顔が上に向くんですね。

おやつ見ないようにして我慢してるんです。

本当に可愛くていい子です。

 

10時過ぎると落ち着いて来て、さっきまではこたつに座った私と弟の間でうとうとしてました。

たまに目を覚ますと、鼻先を膝に乗せたり、じーっと見つめて来たりという撫でろ要求をして来ます。

本格的に眠くなったみたいで、さっきソファ に移動しました。

フス・フス・フスって寝息が荒い。

暑いだけならいいけど、なんかしんどいんじゃないといいなぁ。

 

撮り溜め

こんばんは。

今日は朝から雨がちだったので、ほぼずっと家にいました。

 

癌だと告知されてから毎日、ジュディの写真と動画を撮りまくっています。

そのうちここにも何枚かあげると思います。

 

ただただ、いなくなっちゃうのが怖い。

いつか忘れちゃうのが怖い。

ジュディは2頭目の子で、その前に同じ犬種の男の子を飼っていました。

その子のことも大好きだったのに、今、思い出そうとしても、思い出せることはどんどん減っています。

顔も、声も、匂いも、撫でた長い毛の感じも、重さも。

それがとても寂しい。

ジュディのこともそうなるのかなと思うと、悲しくて苦しくて気が狂いそうです。

 

匂いや重さや感触は、無理ですが。

とっておけるものはとっておきたくて、撫でては撮って散歩に行っては撮って。

 

もうすでに撮れないジュディもいます。

 

細身の体で全力で楽しそうに駆け回るところ。

散歩に行くと嬉しくて、リードを噛んで引っ張って飛び跳ねるところ。

広い場所に放した時の喜びが爆発した泥走り。

自分の身長よりも高いんじゃないかってくらい垂直に飛び上がるジャンプ。

うちのソファを軽々飛び越える跳躍。

 

今は癌のせいで足を引きずってて、歩くのがやっとです。

 

 

 

 

はじめに

初めまして。

今日は2020年3月8日、雨の日曜日。

実家で飼っている犬との暮らしを、文章でも残しておきたくなって、ブログを始めることにしました。

 

うちの子は、フラットコーテッドレトリーバーという犬種です。

知らない方もいると思いますが、真っ黒なゴールデンレトリーバーを想像してもらえると近い感じです。(顔つき・体つきとか、毛の生え方とか、飼ってると全然違って見えます)

名前はジュディ。

おてんばで甘えん坊の、綺麗でかわいい女の子です。

 

先日、体調を崩し、組織球性肉腫という病気で、余命数ヶ月と診断されました。

ほんの、一週間ちょっと前まで、元気だったのに。

まだたったの5歳8ヶ月です。

 

今は全く気持ちの整理がつかず、どう受け止めたら良いのかわかりません。

ただ悲しくて、苦しくて、この子がいなくなった未来を思うと涙しか出てきません。

 

 

だけど、残された時間を大切にしようとも思っています。

たくさん撫でて、そばにいて、遊んで、少しでも多くの楽しい思い出を作って。

この子のためにも、自分のためにも。

これは、その最後の幸せな時間の記録です。