3月31日、4月1日
3月31日
朝ごはん:缶詰3〜4口、卵、ローソンのパウチ
おやつ:ささみジャーキー1本、他にいろいろ
夜ごはん:缶詰3〜4口、鶏胸肉
4月1日
朝ごはん:豚ロース(焼)、鰹節、ごはん
おやつ:ささみジャーキー1本、他にいろいろ
夜ごはん:缶詰2/3缶、鶏胸肉
ここ3日くらい、足や腫瘍の調子は相変わらずで悪いけれど、表情がかなり良くなりました。
良くなったというよりは、体が不調なことが普通になり、足を庇う動作に慣れてきたのかもしれません。
音が鳴るおもちゃで少し遊んだり、何かを要求してワウワウ言ったり、ソファ に寝転んで背もたれに首を伸ばしてこちらをみたり、ちょっと前に戻ったような顔をします。
ただ足は良くなっている様子はなくて(当然ですが)、むしろやはり少しずつ腫瘍が大きくなって、うんちするのが本当に大変そうで便秘気味です。
3/31はしなくて、4/1の夜にようやくしました。
だけど、こんな調子でも、このままずっと行けばなぁ。
3月29日と30日
3月29日(日)
午前中は大雪。
体調は悪くもなく良くもなく。
朝少し痛そうに鳴いたけど、その後は辛そうなそぶりはなく、穏やか。
朝ごはん:缶詰1/3、卵
おやつ:ささみジャーキー2本くらい、ローソンのパウチ、その他
夜ご飯:缶詰1/3、霧島鶏のパウチ、豚肉(焼)、焼肉(牛3切れ+1欠片、豚3切れ)
3月30日(月)
昨日に引き続き、穏やか。
目に見えて苦しい・辛い・痛い様子はない。
朝ごはん:缶詰1缶、卵、鶏胸肉
おやつ:ささみジャーキー2本くらい、霧島鶏のパウチ、その他
夜ごはん:鶏胸肉
私は半休で帰ってきて、撫でたりおやつあげたりしていたら、急にささみジャーキーを食べたがって鳴く。
お腹空いているのかと思ってパウチやおやつを多めにあげました。
その後も鳴いてソワソワするので「散歩?」と言うとぴくっと反応してピーピー。
でも、お庭までで道路には行かず。
もう階段降りるのが辛いのかも。
弟に電話して早めに来るよう頼みました。一番ちゃんと抱っこできるので。
一昨日、調子が良かったこともあり、送り出す日を変更するかという話になりました。
ここのところ3日連続で容体が安定しているので、私としてはまだ早いと言う気がします。
まだ自分で歩けるし、トイレも教えてくれて失敗しない。
水も飲むし、ごはんも食べるし、表情もある。
ずっと痛がってる訳でも(少なくとも表面上は)ない。
尻尾を振ってこちらに来たり、撫でてと前足で要求してくることもある。
でも父は、そうやってずるずる遅らせて、結果苦しめることになるのを危惧しています。
それもわかります。
足を庇うそぶりからも、鳴かないからといって痛いには違いなく、特にトイレの時はもう体勢をとるのが本当に辛そう。
犬は痛みを隠すというから、私たちの想像以上の痛みに耐えている可能性はある。
ごはんは食べる時は食べるけど相当物を選ぶし、体調にもよるし、今まで好きだったものも食べなくなってきていて、前と比べてはっきりと痩せている。
散歩も行きたがる割にほとんど歩けない、足も浮腫んで3倍くらいの太さ、おしりやお腹も腫れて痛々しい。
フラットは陽気で快活で、犬界のピーターパンと呼ばれるような犬種で、ジュディもその例にもれず、いつまで経ってもおてんばではねっかえりで小さな子犬のようだったのに、もうほとんど1日寝るばかりで、たまに尻尾を振っておもちゃに少しでも反応すれば元気な方、もう夢中で遊ぶことも、はしゃぎ回ることもありません。
QoLが相当低下していることは間違いのないことです。
ただ、私には、それでも散歩に行きたがったり、外で気持ちよさそうに風の匂いを嗅いでいたり、ごはんを欲しがったり、美味しそうに食べる瞬間があると、まだこの子は生きていたいんじゃないかなぁと思えるんです。
それも私が生きていてほしいと思っているからなのかな。
本当はすでにすごく痛くて、じっと我慢しているのかな。
私も、決して、苦しんでまで命だけ永らえてほしいとは、思ってるわけじゃないです。
何が正解か、どうしてあげたら良いのか、本当にわからない。
ただ、最近本当に体調が安定していて、病状はともかく表情がすごく良くなったので、延期する方向で決まりそうです。
一旦記事を書き上げた後、ものすごく久しぶりにおもちゃに反応し、楽しそうにはしゃいでくれて、それが決定打になりました。
一緒にいられる時間が増えることは、ただ嬉しい。
3月28日
今日は全く苦しそうではなく調子の良い1日。
(とはいえ、はしゃぐわけでもなく、キャベツやりんごも食べない。)
お昼前に父・母・私で近所ののんびりできる開けた場所に連れて行きました。
寝転んで気持ちよさそうにしてた。
薬のせいか、もうどこにいてもちょっと眠たげな目をしてる気がします。
朝ごはん:缶詰1/3、ちゅーる1本
おやつ:ささみジャーキー1本、ローソンのをちょこちょこ
夜ごはん:牛&チーズのパック、霧島鶏のパウチ、豚肉(焼)100g、ちゅーる1本、缶詰1/3
ジュディを送り出す日を、決めました。
でも、こんな日は、まだ早いんじゃないか、もうちょっと大丈夫なんじゃないかなぁと思う。
3月23日
昨日投稿しようと思ったのですが、今日になってしまいました。
昨日、ジュディを車に乗せて公園に行ってきました。
車で公園に行くのは2回目です。
すぐ近くにある大きめの公園で、散歩でよく行っていました。
両親と私と、いつもと違って大勢で、久しぶりの場所をふんふん嗅ぎ回って楽しそうでした。
こういう瞬間は、まだ犬生を楽しめていると思います。
一昨日の深夜ですが、痛がって鳴き、唸って体勢を替え、苦しんでいました。
痛み止めが効かなくなってきているのか、抑えられる痛みを超えてきているのか。
父と私は起きていましたが、何をしてやることもできませんでした。
せいぜい、ごめんね、大丈夫だよと、撫でるだけ。
獣医さんの話だと、これ以上はモルヒネしかない状況ですし、モルヒネも体質によっては必ず効くとは限りません、ということです。
また今の薬も相当強いものらしく、モルヒネにすれば今より痛みが取れると言う訳ではないそうです。
夜のうちにはなんとか収まり、朝は平常(といってももちろん、悪くなってからの平常)に戻り、昨日の晩も静かに眠れたようですが、家族の中では、楽に逝かせてやるべきかどうかという話になりました。
というよりも、皆もうそれはほぼ、覚悟しているのですが、あとはいつなのか、という部分で話が止まってしまいます。
うちでは、悪性の癌とわかったその段階で、選択肢の中にはありました。
それがあっという間に、現実味を帯びる段階になってしまいました。
だけど、明らかにずっと苦しんでいるならともかく、良い時と悪い時があり、良い時には、このまままだまだいけるんじゃないかと思えてきます。
家族の思いとしては、当然のことながら出来る限り生きてほしいんです。
ただ、そのためにひどい苦しい思いをさせて死なせたくない。
どこで線を引くのが、ジュディのために一番良いんでしょうか。
日本だと、一種のタブーのようになっていて、体験談もあまり探しだせません。
3月17日
こんばんは。
ジュディは薬をきっちり飲ませるようになったら、少し調子が良さそうです。
ちょっと気持ちいい話ではないんですが、痛み止めを飲ませ始めたら、すごい下痢をするようになってました。
おそらく薬の副作用みたいなので、かかりつけの獣医さんと相談の上、痛み止めを一部止めて見てたのですが…。
ここのところ一日中寝ていたのは、そのせいで痛みが抑えきれず、動く気力もなくなっていたためのようです。
やめてもそこまで影響が出ないのではないかと思われる薬をやめていたのですが、やっぱり意味があって処方されたものですから、効果は絶大だったみたいで…。
痛い方が下痢するよりずっと辛そう。
また、全然効かないと思っていた整腸剤も、ネットで薬について調べたら、食前に飲ませる薬だと出てきて(食後・食間に飲ませてました)、その通りにしたら多少効果が出てきました。
もらったらすぐ調べれば良かった。
ごめんねジュディ。
3月15日
こんにちは。
ジュディはほとんど1日じっと寝ているようになりました。
大好きだったキャベツも白米も見向きもしません。
肉と卵だけはまだ食べます。それが本来、犬に必要なものなんでしょうか。
あとちゅーるも美味しいみたい。
じっとしてると痛みはないようなのですが、退屈なようでなでてなでてとじーっと見てきます。
なでてやるとしばらくするとプイっとそっぽを向くのですが、もう良いのかな?と思って離れるとまたじーっっと見てきます。
なんだよーと言いつつ可愛くて嬉しいのでなでなでしまくってます。
元気だった時はほんとに大人しくなでられ続けることってなくて、ちょっと構われるとすぐテンション上がっちゃってロープやコングの引っ張り合いっこをしたがっていました。
「少しは良い子になでられててよー」って何回言ったかわかりません。
それがなで放題になってみると、寂しいものです。
ジュディの元気をもうちょっと大事に噛み締めておくんだったなぁ。
診断されるまでのこと
こんにちは。
今日は雨で、すごく寒いです。昨日のお天気が嘘みたい。
組織球性肉腫と診断されるまでのことを書いておこうと思います。
この辺りのことを思い出すと、この時こうしていればとか、もっと早くとか、思ってしまって辛いので、ただあったことだけ。
ジュディが調子を崩したのは2月頭くらいからです。
父が数日出かける間、父の友人の家に預けられて、帰ってくると、右足がものすごく腫れて、お座りするとキャンと鳴くようになっていたそうです。
(当時私は一人暮らしでしたので、実際の様子は見ていません)
すぐにかかりつけの獣医さんに連れて行き、レントゲン撮ったり簡易的な血液検査をしてもらったりしましたが、異常は見つけられませんでした。
処方された薬を飲ませたら一旦は症状が落ち着いたので、様子を見ることに。
ただ数日腫れて、数日治って、を繰り返し、だんだん腰のあたりにボコっとしたしこりがあるのがはっきりわかるようになって行きました。
この辺りで腫瘍かもとは言われましたが、血液検査の結果的には悪性の可能性は低いのではないかと言われていました。
良くなったり悪くなったりで症状が落ち着かないので、獣医さんと相談し、CTやMRIなど大きな検査ができる病院を紹介してもらいました。
検査の日は、たまたま休みを取っていた日だったので、病院へは私と父で行きました。
その日のうちに針生検とCTを行なうことに。
検査は時間がかかったので、ジュディは病院に預けて私と父は一旦帰宅。
この時点では、父はどうか分かりませんが、私はまだあまり心配をしていませんでした。
かかりつけの獣医さんには良性の腫瘍かもと言われていたのもあるし、そもそも癌についての知識が乏しすぎ、悪いケースを全く想定できていませんでした。
良性の腫瘍なら取ってもらって、それで終わり。痛い手術じゃかわいそうだな、くらい。
甘い想定がひっくり返されたのは、病院から電話がかかってきた時です。
CT前に行った針生検の結果から、組織球性肉腫の可能性が非常に高いと告げられました。
専門の先生が来ていたため、すぐに診断してもらえたそうです。
病名を告げられても、なんだかさっぱりわからないので、父が電話で先生と話す横でスマホでググりました。
レトリーバーのかかりやすい、悪性の癌。
進行が早く、症状が出た時には転移もしている可能性が高い。
余命は数日から3,4ヶ月。
抗がん剤治療を行なっても半年程度。
一瞬事態を飲み込めませんでした。
取り急ぎ連絡をくれましたが、これからCTに入るので、転移の有無などはまだ不明。
詳しいことはジュディを迎えに行く時ということになりました。
お迎えは父と母で行きました。
私は一旦一人暮らし先のアパートに帰って、しばらく実家に戻る準備をすることにしました。
短時間で調べただけでも、長期間生存できる望みはない病気だということはわかりましたので、せめて最後一緒に暮らしたかったからです。
帰ってきた両親から病状について聞きました。
右足の腫瘍はかなり大きく、骨盤の壊死まで始まっている。
すでに転移していて、完治は見込めない。
やるとしたら、多少の延命は期待できるかもしれない抗がん剤治療と、痛みを取る目的の断脚。
父の選択は、薬による緩和ケアのみでした。
治ることがないのであれば、いたずらに苦しむ時間を伸ばしたくない。
痛み止めを出してもらって、家で最後まで一緒に過ごす。
どうしても痛がって苦しんで、他にどうしようもないのであれば、最後は安楽死も視野に入れる。
あくまでうちの父の考えです。
何が正解か、一つきりの答えはないと思います。
ジュディに訊くことができれば、ジュディの望んだことが正解になるでしょうけれど、わからないことなので。
うちの中では、無理に命を引き伸ばさない、という大まかな方向性は共通でしたが、ケアの仕方については意見が分かれました。
ジュディは父が飼って父が面倒を見てきた父の犬なので、最後は父が決めました。
私も最終的には納得しました。
一応、記録として、診断までの流れでした。
もっとこうしておけば良かったとか言うのは、山ほどありますが、考えたら考えただけ辛いだけで、もはやどうともできないことなので、言いません。
今日はこの辺で。